[イベントレポート]2時間でゼロから学べるAWSビッグデータ分析ハンズオンセミナー
こんにちは、yokatsukiです。
去る6月9日、掲題のセミナーが開催されました。スタッフとして参加しましたので、今回はその模様をお伝えします。
イベント概要
一言で言うと、「Amazon RedshiftとTableau Desktopを使って、2時間でデータ分析を体験するハンズオンセミナー」です。
Tableau Desktopを使って、あらかじめ用意されたデータを幾つかの方法で分析します。それらを最終的にはダッシュボードとしてまとめ、Tableau Serverで参照できる形にするまで、という内容です。
詳細は、下記告知エントリや募集ページをご覧ください。
- 2016/06/09(木):2時間でゼロから学べるAWSビッグデータ分析ハンズオンセミナー(流通業マーケティング担当様向け)を開催します。| Developers.IO
- 2時間でゼロから学べるAWSビッグデータ分析ハンズオンセミナー(流通業マーケティング担当様向け)|EventRegist(イベントレジスト)
会場の様子
セミナーは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSJ)様のカンファレンスルームをお借りして開催されました。電源、ネットワーク、説明用の巨大モニタなど、ハンズオン実施に不足する要素は全くありませんでした。ありがとうございました!
下写真はお客様ご来場前のセットアップ中の様子です。
ハンズオン資料や各種パンフレット、ミネラルウォーターがそれぞれの席に配布され、奥では講師の弊社石川がハンズオン環境の最終確認をしています。
セミナー開始〜概要説明
最初に業務データをデータウェアハウスにまとめるまでの手順の説明がありました。それを受けて、データ分析を実現する具体的な製品やサービスとしてAmazon RedshiftやTableauが製品の特徴と共に紹介されました。
また、今回使用するデータについての補足説明がありました。
セットアップ
今回のセミナーは参加者の方の持ち込みPCでハンズオンを行う形式なので、 以下の作業が必要になります。
- Amazon Redshift ODBCドライバのインストール
- Tableau Desktop(体験版) のインストール
- Tableau DesktopからRedshiftへ接続
参加者には事前にセットアップの方法を案内しており、ほとんどの方がセットアップ済みの状態でした。
ハンズオン
分析環境が整ったところで、本題のTableau Desktopを使ったデータの分析です。以下の操作を説明とともにそれぞれのPC上のTableau Desktop上で行って頂きました。
- 一般的な分析
- クロス集計
- 棒グラフ表示
- お客様と購買に関する分析
- デシル分析
- リコメンデーションに関する分析
- バスケット分析
そして最後は、作成したワークブックをTableau Serverへパブリッシュし、ハンズオンは無事終了です。
ハンズオン中は色々ヘルプが発生するだろうなと構えていたのですが、ほとんどの方がさくさくっとハンズオンを進められて拍子抜けしてしまいました。これもTableauのUIがよく考えられて作られているお陰なのかも知れません。
また、Tableau Desktopは、同じ切り口のデータでも「表示形式」メニューで表示形式を変えることで様々な見方ができるようになっています。参加された方も並列棒グラフにしたり円ビューにしたり散布図にしたりと色々と試されていました。
QA
無事ハンズオンが終了したところで一旦セミナーはお開きとなり、残りは参加者の方それぞれの質問や相談事項の時間となりました。
結果的にはむしろこちらの方が盛り上がったのではと言える位のご相談を沢山頂きました。詳しくは書きませんが、データ分析に対するニーズの高さやクラウドサービスをベースとした分析環境に対する(主にコスト面での)期待を生の言葉で知ることができ、私も勉強になりました。
そして…
お疲れ様でした、ということで近くの居酒屋へ。
おなじみのギョパーである。
今回のイベントの内容をふりかえりながら、それぞれのメンバーが今担当している仕事の話もしつつ、今後に向けた作戦会議が繰り広げられるのでありました。(結局4時間位しゃべってたような…!!)
まとめと今後について
小ぢんまりとスタートした今回のセミナーですが、好評の内に無事完了することができました。最低限ではありますが、Tableauを使って分析をする具体的な流れがつかめただけでなく、実際にデータ分析基盤の導入に関わっているエンジニアが本セミナーにスタッフ参加しましたので、ハンズオンの後のQAに関してもご満足頂けたかと思います。
今後内容をパワーアップしながら複数回実施していくことを予定しています。また、今回受講された方の期待の声も取り入れて、分析基盤、分析手法等部分を深掘りした内容で実施するのも検討していきたいと考えています。
引き続き弊社実施のセミナーにご注目ください。それでは、また。